一見矛盾することも受け入れてみたくなる本
おはようございます!
富山県射水市小杉エリアを中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)
昨日は
朝読書
投資物件売却打ち合わせ
ランチミーティング
賃貸物件お引渡し準備
射水青年会議所委員会
でした!
最近、妻が購入した本で「タオ自然学」という本を読んでいます。
妻が購入する本は僕が購入したいと思うものと違いますが、読んでみるととても面白いものが多いです。
妻は西洋医学の専門職でありながらも、思想としては東洋医学の考え方を取り入れたハイブリッドな人間です。
そして、この本は内容が難しくなかなか進まないのですが、序盤の様子を紹介すると、
古典物理学(ニュートン力学)から相対性理論など量子論・量子力学の概念への発展(西洋の思想の発展)について、古来からあった東洋の思想と類似する点がある、という話。
西洋の科学は論理的矛盾を嫌います。
例えば、テニスボールを上に放り上げると地面に落ちてくる。これは重力の作用によります(ここまではニュートンの説で十分説明できる)。
だけど、このテニスボールの構成要素を分解していくと、ナイロン製の表皮やゴム、中に入っている空気などに分解され、”ナイロン”というものを分子構造まで拡大していくと、原子というものの集まりであることが分かってきました。
さらにさらに、原子というもの自体を拡大していくと、原子核(陽子と中性子の集まり)と、その周りに電子が飛び交っているということが分かってきました。
さらに原子核の構成要素を分解すると「クオーク」と呼ばれる最小単位の状態があると分かってきました。
このあたりから、今まで「もの」と考えられていた物質の「粒子」的な振る舞いから「状態」と考えられていた「波」的な振る舞いをすることが分かってきました。
今までは「粒子」と「波」は
全然別物であり相反すること
と考えられていたのに、解明すればするほどその相反することが共存していると考えるしか、現象を説明できなくなってきました。
昔々、後醍醐天皇(西暦1200年代)に、禅の老師がこう言ったそうです。
「われらは何億劫も前に別れたが、一瞬たりとも離れたことはない。一日中顔をつきあわせているが、まったく会ったこともない。」(大燈国師)
「もの」であると考えられていたテニスボールを最小単位に分解していくと、「状態」であると考えられた「波」となる。
粒であり波である。
そういうことが世の中に知れ渡ったのは1900年を超えてから。
現代の西洋の教育による教えからは一見矛盾する考え方や概念は、実は東洋の思想(神秘など)の中には昔々からあった。
仏教の経典にはビックバンやその後の宇宙の広がりについても記載されているとすら言われています。
これはどちらが正しいとか間違っているとか先だった後だったという戦いではなくて、切り口が違うだけで、結局同じようなところに行き着くんだろうな、とか、
「世の中には説明しきれないけど、受け入れるしかないこともあるよね」という広い心を持つきっかけにもなったりするのではないかな、と思ったりします。
さて、本日も喜んで進んで働きます♪
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