言葉の力を活用する
おはようございます!
富山県射水市小杉を中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)
昨日は
物件現地調査(高岡市、氷見市)
中古住宅ご契約(射水市)
ビジネス勉強会参加。新規ビジネスのスタート。
駐車場新設の現地打ち合わせ(射水市)
でした!
定休日でしたが全力充実の1日(≧∇≦)
ご契約からお引渡しまで、丁寧に進めていきます♪
土曜日のことですが、半日かけて「言葉の力」というテーマの研修を受けてきました。
専門用語では「ポジショニング」という概念だそうです。
一番簡単な例で言うと、会話の中で使う言葉が
否定語なのか、
肯定語なのか、
という違いを認識して使っているか、ということ。
復習がてら、否定語と肯定語をいくつか羅列。
失敗しないように→成功するように
心配しないように→安心するように
間違えないように→正しく出来るように
遅刻しないように→間に合うように
受験に落ちないように→合格するように
こんな感じです。
これが否定語から肯定語への変換レベル1だそうです。
(レベル2まで教えていただきました)
こういう言葉の言い換えがどんな効用を与えてくれるのか?
ポジショニングという概念の立場からすると、そもそも「否定語」ということは逆効果を引き起こしかねない、という立場をとっています。
講師の方がこんな風におっしゃいました。
「ピンクのウサギを思い浮かべないでください!」
、、、(努力して無心をキープ)
「ピンクのウサギがサングラスをかけているところを思い浮かべないでください!!」
、、、あかん、完全にピンクのウサギがサングラスかけちゃってる(笑)
こんな風に、言葉によって否定したいことを表現してしまうと、一旦否定したいこと自体を思い浮かべてしまう癖を、人間の脳はすでに持っています。
つまり、
「失敗しないようにね」
と声をかけられてしまうと、
まず失敗とは何かを具体的にイメージし、それを避ける方策を考える。
という順番になります。
逆に
「成功するように」
と声をかけられると、
まず成功とは何かを具体的にイメージし、それに到達する道筋を考える。
という順番になります。
両者は似て非なるものです。
同じ条件だった場合、どちらの方が成功しやすいか、ということです。
講師の方が小さなお子さんがいらっしゃる関係で、子育てにおける具体的声がけの実践例をいくつか紹介していただけました。
コップの水こぼさないようにね。
→コップを大事に両手で持ってね。
転ばないようにね。
→ゆっくり歩いてね。
こんな感じです。
「成功」とか「失敗」を例にこんな話題をしていると、中には
「失敗も時に大事な経験になるんだ!!」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、それはそうなんですが、声をかける瞬間に、相手に対して上述のような影響を与えている、ということを認識しているのかどうか、という点が「ポジショニング」から学ぶべきポイントだと思いました。
「失敗も時に大事な経験になるんだ!」
という立場を取られる場合は、意識して
「失敗しないように!」
とか
「事業を開始してすぐに資金が底をついてゼロじゃなくてマイナススタートにならないように!」
とかいうアドバイスを積極的にされることをお勧めします。。。(さすがにこんな方はいらっしゃらないでしょうけども)
そして、面白いのはこういう言葉の使い方に一番影響を受けるのは
自分自身である
という点です。
発する言葉を一番聞いているのは自分。
しかも声帯から音波を発して空間から耳へ伝わるということに加えて、頭蓋骨から直接耳に伝わるというおまけ付き。
言葉使いは相手にも強力な影響を与えるし、何より自分自身に強力な影響を与えているということを自覚したいものです。
さて、本日も喜んで進んで働きます♪
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