お墓参りって何よ 〜事業承継士取得講座のなか休み〜
土砂降りの雨の中、駅までの700メートルを、パソコンが入ったバッグを抱えてマスクしながら全力疾走する、という、心も体も鍛えられる方法を実施した、水も滴るスーツで全力疾走オジサンこと、米山です( ´ ▽ ` )ノ
さて、昨日は事業承継士講座お休みで1日フリーデー
学校が休みってやっぱりワクワクするっすねー♪
けど、なるべく大人しく、という思いもあり、ひとりお墓参りに行って来ました^ ^
※長い長いセンチメンタルの世界へようこそ
※眠りたい人は読んでね
※事業承継の話だよ
親族以外の墓参りとかなかなかやらないよね
誰のお墓参りか?と言いますと、お二方。
①一般社団法人倫理研究所(教育機関)の創始者である丸山敏雄先生
②その教育機関の法人会(経営者向けの研修機関)である「倫理法人会」開設の立役者であり個人商店から実業家となった滝口長太郎先生
「打つ手は無限」で有名な方
のお墓。東京と千葉にあるんです。
大人になるまでは「お墓」と聞くとおどろおどろしく、なんか出る?というイメージがつきまとっていたから、少なくとも、なるべく行きたくないスポットの一つでした。
けど、この倫理法人会という組織で研修を受けるにつれて、始めたことがあります。
それが、
父方の墓参り
母方の墓参り
自分は家や職場が双方近いこともあり、今はほぼ毎日墓参りをしています。
そうこうしていると、昨年9月、富山市倫理法人会の初代会長の笠波先生のお墓参りをさせていただきました。
これが、会ったこともない赤の他人のお墓参りをした初体験。
そして、次なる赤の他人
丸山先生、滝口先生ときました。
どちらも、真新しいお花が添えられていて、とめどなくどなたかが訪ねてこられている様子が分かりました。
今でも多くの人に慕われているんだなー、、、
丸山先生と赤の他人。
滝口先生のお墓
何度も何度もお墓参りに行っていて、気づいたことがあります。
それは、
過去と今は繋がっている
という当たり前。
そして、
今と未来は繋がっている
という当たり前。
そういうことです。
過去と今が繋がってる
目の前にその偉人(祖先)はおられませんが、その方がいなければ今の自分はない、ということは間違いない。
どんな方でも、お墓に入る直前まで幾多の苦難を乗り越え続けてこられたはずです。
今現在の自分が遭遇している乗り越えるべき苦難の類(しかも多分ちっちぇー!)がある。それよりも大きなことを幾多となく乗り越え続けてこられたであろうこと自体が「偉人」たらしめているということ。
今は亡き祖父や祖母(父方のばーちゃんは元気!)に敬意の念が自然と湧いてくるんです。
丸山先生も滝口先生も 僕にとっては祖先である、と実感できる場。
過去に思いを馳せることができる場が、お墓なのかな、と。
今と未来が繋がってる
祖先(過去)に思いを馳せると、時間という次元が曖昧になってきます。
よもや、僕がお墓にいて、誰かが墓前で思いを馳せてくれる、ということもあるのだろうか?
あるいは今、実はそうなのではないか?と同一視されてくる。
であれば、同時に自分自身はどのような終わり方をするのだろうか?
というところに、いつの間にか思いを馳せている。
娘が、その子ども(孫)が、自分の墓前で手を合わせてくれたら、素直に嬉しいだろうな、と未来に思いを馳せている自分に気づく。
究極、その光景だけで、救われる気持ちになります。
こなくたって絶対、幸せを願っているよ。
そして今へ
過去と未来を彷徨って、そのような未来を作るのは誰だ?
という問いかけにぶち当たる。
その答えは明白で、
「自分だ」です。
しかも、過去でもなく未来でもなく「今」の自分です。
過去からの想いは時を飛び越えて「今」に受け継がれ、未来への希望が「今」の原動力となっていることに、気づけました。
承継すること
事業承継の根底にあることは、これではなかったでしょうか?
今僕は「事業承継」の知識やスキルやテクニックを教えていただいていますが、
別のシーンで
「経営」の2文字に込められた意味は、
「経」・・・変わらない軸
「営」・・・時に変化すべきアクション
と教えていただいたことがあります。
通信機器で言うと、
家電話
↓
でっかい携帯電話やポケベル
↓
ちっさいぱかぱか携帯
↓
スマホ
と、提供するアイテムは変化しているけれど、変わらぬ想いは、
「伝えたい」
というニーズを満たすことではなかったか?
正確に捉えるならば、承継するのは「事業」ですらないのではないか。。。
事業を通して、周りの方々に喜んでもらいたいのだ、それが巡り巡って自分の喜びになるのだ、という「想い」の部分ではなかったか?
それを忘れずに、今の自分の行動に反映させていきたい。
だけど、よく、ぶれる自分がいたじゃないですか、、、
だけどだけど、大丈夫。祖先が見守ってくれているから。
幸せで良いんだよ、
って、未来の自分が孫や友人の子供たちに微笑みかけているから。
「(中略)必ず何とか、なるものである なぜなら 打つ手は常に無限であるからだ」
さて、今日も思い残しのないよう、
喜んで進んで働きます♪
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