富山に戻って来られ 〜リボン7周年記念特別エピソード7〜
こんばんは!
富山県射水市小杉エリアを中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)
一昨日〜昨日は、
・高岡市倫理法人会経営者モーニングセミナーで講話
・土地のお引き渡し(射水市内)
・事業拡大MT
・富山市倫理法人会経営者モーニングセミナー参加
・銀行手続き
・住宅購入打ち合わせ(富山市内)
でした!
水曜日に35分間の講話があり、まるっきり力を出し尽くしてリズムを崩してしましました💦
さて、株式会社リボン設立7周年の月ということで、この7年間を振り返るエピソード。
前回は厚生労働省入賞から退職、そして事業に失敗したところまで書きました。
富山に戻って来られ
2014年4月、公務員を辞めて3年間もがいてみたものの芽も出ず、それを見かねて手を差し伸べた人がいました。
それは、米山の父です。(ウルトラの父みたいな次元ですマジで)
「富山県に戻って、不動産業でもやったらどうや?不動産は面白いと思うぞ。」
と父。
何を隠そう、父は、地元富山県射水市でワイケイホーム株式会社を立ち上げた経営者です。
「不動産はな、あらゆる人がかかわるんや。生活保護が必要な方から、医者や弁護士まで、どんな人でも関わる。そんな仕事他にないぞ。独立を支援してくれる不動産屋を紹介してやっちゃ。」
父からは妙な説得力と確信が伝わってきました。
2014年5月。父から紹介を受けて、富山県の不動産屋の社長に会いに行きました。
株式会社エコ・フィール 越後社長。のちに、僕の不動産の師匠になる方。
「そうけ。富山に戻って来られ。」
いろいろ話をさせていただいたあと、一区切りする時にいただいたのが、こんな言葉だったかと思います。揺るぎないネイティブな富山弁で、ゆっくりと、落ち着いた、全てを受け入れるような一言でした。
こういうことを、「優しい」というのだと、体感しました。
「いつから働けるけ?」
面接だと思って行った面会の終わりに、そんなふうに聞かれて、
「え、あ、、、今勤めている会社に確認してから返事させてください。」
なんかもう、この時点ではこの会社で働くんだ、という気持ちになっていました。
僕にも居場所があるんだ。
Uターンを決断した理由は、その1点だけでした。
「あ、運転免許もっとる?」
師匠が最後に聞いた質問はそれでした。
「持ってます!」
てか、免許持ってなくても採用してたんかいな、、、と笑いそうになりました。
なぜか自信が湧いてきました。
今思い出しても泣けそうです。
僕は当時、自分自身の活用どころが分からなくなっていました。
ただただ、居場所があるかもしれない、という希望のかけらに、心底救われたのだと思います。
つづく。