売上見込みゼロで人を雇う決断 〜リボン7周年記念特別エピソード16〜
こんばんは!
富山県射水市小杉エリアを中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)
昨日は
・メリークリスマス!(サンタがうちにもやってきた!)
・土地の買取手続き(高岡市角)
・年賀状準備
・テナントご案内(滑川市内✖️2、舟橋村内)
でした!
独立開業に向けた若い方のご案内。これは燃えますよ!
さて、株式会社リボン設立7周年の月ということで、この7年間を振り返るエピソード。
前回は独立時の「作戦」について書きました。
売上見込みゼロで人を雇う決断
なんやかんや、12月8日に株式会社リボンという会社を立ち上げたわけですが、まずもって、会社を立ち上げただけだと「不動産業」ができないことを理解しました(一体脳みそがどうなっているのか)。
なにかというと、「不動産業」は免許制のお仕事なので、富山県に免許申請しなければいけないのです。
この免許を取得することと、事務所として体裁をなすまでの準備をしようとしますと、概算ですが、約300万円の費用がかかりました。
当初、全部借入しました。。。
そして、父曰く、「事務所を構えるなら事務員さんを雇わんなんな」と。。。
え、
売上見込みゼロ
ですけど。。。
それでも、ビジネスの師である父の言うことは「やってみよう」「どうやったらできるか」から考えるように決めていました。
免許もおり、2017年1月28日に不動産屋としてオープンする日に、とある知人の女性に「アルバイトでいいから土日の二日間いてほしい」という旨を伝えましたら引き受けてくださいました。そして、ひょんなことからリボンで継続してアルバイトをすることになりまして。。。
このときは、昨日のブログに書いた「アルバイト」したお金から、アルバイトの給料を支払っていました。
そんな調子で、なんとも不思議な数ヶ月を過ごしましたが、実はこの方、今も働いてくれている岩坪です。これは、今思えば奇跡的な採用でありましたし、この人なしでは株式会社リボンは無いなぁ、と思う逸材でした。
自転車に乗れたのなら自分の考えで自転車に乗ることができますが、
自転車に乗れないのに、自転車に乗っている人のアドバイスを無視して自分なりの、自分が居心地いい乗り方だけを目指して乗ろうとすると、きっと乗れるようになりません。
それと同じように、
「自分はこう思う」
「自分はこうしたい」
「自分は他の人と違う」
というのは、ある段階では有効な考え方ですが、ある段階では有効でない考え方だと思い知っています。
“有効でない”場合というのは、自分自身が求める成果を出していない状態のことを言います。
自分がやったのは、売上見込みゼロで人を雇う決断、でした。
自分自身が求める成果を、もし周りに出している方がいたのであれば、それは素直にアドバイスを請い、そしてそのアドバイスに忠実にやってみること。たとえ、それが転んでしまったとしてもいつか、乗れるようになると信じています。
父の背中はまだまだ遠いですが、これからもいい意味でアドバイスを請いながら、前に進んでいきたいと考えています。
つづく。
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