こんばんは！

富山県射水市小杉エリアを中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)

昨日は

・地元の草刈り

・中古住宅売却相談（射水市内）

・中古住宅購入相談（射水市内）

・不動産業界転入　10周年

でした！

今日は10周年ということでちょっと過去を振り返りたいと思います。

10年前の自分

2014年7月7日に、新湊の株式会社エコ・フィールさんへ入社させていただきました。

その年の6月末に東京都北区から富山県高岡市へ引っ越してきました。

地元が富山県ですから、いわゆるUターンです。

・不動産業界未経験

・富山県内浦島太郎状態

・スキル　コネのみ

という「親のコネ」のみに特化した状態で、不動産業へ転職。

ちなみに、私の親はワイケイホーム（株）というハウスメーカーを立ち上げ、当初設立20年強の経営者でした。

（今は兄に代表を譲っています）

実際当時の僕は、東京で勤めていた公務員を辞めて、東京で３年間かけた事業立ち上げに失敗（諦め）し、経済的にも精神的にも酷く落ち込んでいました。

それを見かねた父が手を差し伸べてくれた、というのがリアルです。

富山に戻るなら、と父のススメで独立開業を許してくださる不動産業者へ入社。

いわゆるコネ入社の「修行」ということでありました。

「コネ」と言えば聞こえは悪いですが、今も昔も、コネは信頼の積み重ねで機能するものであって、その先に信頼を失うリスクも同時に存在するため、田舎であれば正当な取引のようにうまく機能するのではないかと思っています。

さて、入社当初は本当に右も左も、車の運転すら危ういぼうやでした。

親の信頼を損なうリスクも背負いながら、なんとか役に立とうと業務をしていました。

そんな中、この不動産業を通じて、人と住まいのご縁結びと、「空き家」が「住まい」に生まれ変わる瞬間に何度か立ち会いました。

そこで、「過去の自分はこの空き家みたいだったんだ」と気づき、不動産取引に没頭し始めます。

何の役にも立たなかったと思っていた過去の自分が、この不動産業界で役に立ち始め、まるで「空き家」が「住まい」に生まれ変わるみたいに、自分の居場所を見つけた瞬間でした。

10年経った自分

そして今、

当初は到底夢にも思わぬ状況で、自分で仕事を立ち上げ、３名もの従業員さんと一緒に仕事をしている。

10年前の自分では、想像もできなかった状況にあります。

もちろん、全てが理想的、という意味合いではなく、問題課題だらけなわけですが、ある意味で10年前は何も持ち合わせず、「ゼロ」の状態からのリボーンが可能であったことを鑑みると、いまの問題課題は大したことではないのです。

この記念すべき日に今後の方針を練るに、新たな道がみえてきています。

それは、不動産取引の縁結びのリボンのその先の、リフォームで家自体を生まれ変わらせる事業への着手です。

これも、今まで１０年間の不動産取引で見聞きして立ち会ったりしてきた経験をふんだんに生かせる事業ですし、今後ますます求められることなのではないかと思っています。

いち早く不動産売却相談を受けられる立場として、その家自体の利活用の方針を示すことに使命を感じるようになってきたわけです。

10年後の自分

10年前の自分が今の自分を想像できなかったように、きっと、10年後も今では想像もできないくらいのことになっているのではないかと思います。

ただ、想像できなかったなりに、その都度一生懸命に向き合ってきたことが積み重なってしか、今はありません。

狙って未来を作り上げるのは苦手ですが、本日の自分自身を活かし、ものを活かしていくことで、ワクワクできる未来がやってくるのではないかと考えています。

10年前に自分を拾ってくれた社長（人生の師）に、今年もこの日に会うことができました。

いつまでもお元気でいただきたい。

自分の本（もと）である師や父に感謝。