外国籍の方と住まいを結ぶ2(奥の手編)
おはようございます!
キャンプの後遺症で体がバッキバキ(子供と遊びまくった)!!
富山県射水市小杉エリアを中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)
昨日は
キャンプの片付け(かなり過酷)
土地売買契約の事後処理
でした!
さて、6月5日に「外国籍の方と住まいを結ぶ」というタイトルで、住宅ローンの可能性について書きました。
そして、「住宅ローンがもし組めなかったら」というところからの続き、奥の手について記載します(*^_^*)
住宅ローンが組めなかったら
1つの銀行で住宅ローンが組めなかった場合、複数の銀行に申し込みをして、試してみる、というのが1ステップ目。
諦めずにガンガン行きましょう。6銀行目で普通にローンが組めた、という話を聞いたこともありますし、まずは諦めない心が必要ですね。
ただ、正直なところ、10銀行弱ほどの銀行で住宅ローンがNGだった場合、もう難しいかもしれない。
ここで、奥の手です。
奥の手
「奥の手」、というほどあって、不動産業者としても滅多にお目にかからない(正直に言いますと「やりたくない」)方法が
割賦(月賦)販売取引
という方法。
つまり、月払いの分割払いで所有権を引き渡す売買契約書を作成する、ということ。
そうなると、
、、、月払いなのに、売買契約なの?
、、、それってローンじゃないの?
というところに違和感があるかと思いますが、月払いで払い込んだタイミングで売買が成立する契約をすることと、あと一般的な「ローン」と決定的に違うのは
オーナー様と買主様で直接、月払いのやりとりをし続けていただく
と言う点。
前述した通り、これは不動産業者としては「本当はやりたくない」方法の一つでして、7年間の不動産業界でのやりとりで今までに前職で1回拝見し、独立してから2回実施したことがあり、以下の点でこの方法を取ることのリスクを感じています。
・オーナー様が損をしない受け取り金額の設定が必要
・買主様にこれ以外の方法がないことを理解していただくことが必要(外国籍の方なので日本語が苦手)
・買主様にこの契約内容を理解していただくことが必要
・10年を超える契約のため、買主様だけでなくオーナー様の経済状況がどうなるのか、という変動がつきもの
・何よりも、オーナー様と買主様の信頼関係が大前提
1度の支払いの滞りもなく問題なく完結できれば全く問題のない方法ですが、
10年を超える長い年月の間だからこそ、その間に何かある可能性があり、仮に何かあってもその都度ちゃんと向き合うよ、というオーナー様のキャパシティがなければ到底成り立たない方法ですし、提案すらしたことがありません。
それくらい奥の手。
この方法は、その不動産の価値を確かに感じた方とのご縁を最後まで諦めない、という不動産業者の覚悟も必要ですね。
さて、本日も喜んで進んで働きます♪
前の記事へ
« 近くにキャンプ場があるという不動産価値を想像する次の記事へ
休んだらデスクの上が盛り上がる幸せ »