地震対策について その1
こんばんは!
富山県射水市小杉エリアを中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)
昨日は新年を自宅で過ごしました。
また、2024年1月1日午後に発災しました、石川県の能登半島地震の被災者および関連する方々には心よりお見舞い申し上げます。
幸いにして私やその家族親族に関しては怪我もなく安全に生活を続けられております。
親族で職場の荷物などが倒れてしまったり、商材が壊れてしまったりしたところもありますが、それでも生活が続けられること自体が幸せなことだと噛み締めているところです。
この経験から、今思うところを書き記しておきたいと思います。
地震対策について その1
この24時間にいろいろなことを思い出したり呼びかけたりしていますが、2011年の東日本大震災の際東京にいた経験と実践、今回の経験から、下記の4つのことを取り上げます(自分にとっての備忘録としても)。
あくまで、人体に怪我もないような幸いな状況についての記述になりますことご容赦ください。
ただ、どんな状況であれ、④を特にみていただきたい。そのための①〜③の記述です。
①初動
②次の動き
③数日間の備え
④長期的備蓄
①初動
大きな揺れが起きた時は、すぐ頭をまもり、可能であれば机の下に潜ります。
子どもが近くにいる際は、声をかけても怖くて身動きがとれないことがほとんどなので抱き抱えます。
周りにタンスや不安定な高さのある家具から離れていれば、むしろその場にいたほうがいいかもしれません。
今回、たまたま家族4人(2011年東京で震災経験した妻、8歳長女、4歳次女)がリビングにいたので、家族4人固まってかばいあっていました。
このとき「ドアを開けておくのが大事」とか言いますが、それは本当の揺れを経験していない方の言葉かもしれません。
現場はそんな余裕ありません(震度7経験時)。開いているか閉じているかはもはや運次第(普段から開けておくわけにはいかないでしょう)。それは諦めて、身を守ることに集中するのが賢明です。
②次の動き
最初の揺れは「本震」ではない場合があります。
「前震」と言って、本震(最も大きな揺れ)の前触れの段階である場合です。
歩けるくらい揺れがおさまったら、すぐドアを開けます。
出られるなら頭上に注意して、また足元のガラス片などがないか注意しながら外に出ます。
この時も、子どもはまったく判断ができないので、小学校終わりに差し掛かっていたとしても抱えられるなら抱えて脱出します。
できれば靴をすぐに履きたいところですが、どちらかといえば外に出ることが優先。
なぜなら、①の時点の揺れが前震で、これから本震がくる可能性があるからです。
屋根の軒下を出る時は瓦が落ちてこないかも注意する必要があります。(揺れている時軒下を通らないようにしたいところ)
家屋から脱出したら、なるべく建物から離れた広いところに移動し、じっとします。
今回の地震では、前震・本震の区別つきませんでしたが、一瞬揺れがゆるくなった瞬間、一同で外に出ました(娘抱えてはだしで)。この時点で二人の娘はひどく怯えて震えていました。怖くて体が動かない、という感じでした。
大人は「大丈夫。大丈夫。」と声をかけながら、なによりも自分を落ち着かせる必要があると感じました。(実際そうしました)
③数日間の備え
揺れがおさまって、どうやら家の中の出入りができるぞ、となってからの話です。
※余震の恐れがあるのでこの時点ではまったく安心できませんが。
この時点で「だから防災グッズを備えておけばよかったのに」という戯言は無意味ですよね(そのために④があるので読んでね)。
問題は、何も準備してなかった状態でどうリカバーするか、です。
この先の困った展開をいくつか想定すると見えてきます。
本震の後の余震が思いの外ひどかったり、地震に誘発されて別の地震が併発することでインフラにトドメが入った場合のことを想定しましょう。
(本震でインフラが生きている場合のことを書きます)
続きはまた明日。
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