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歴史が苦手な私も、その価値を感じた――奈良への研修旅行から学ぶこと

富山県射水市小杉エリアを中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)

 

今日は

PC会の研修旅行

でした!!

 

ワイケイホームの協力業者団体であるPC会の研修旅行で奈良県を訪れました。

訪問地は平等院鳳凰堂と春日大社。正直なところ、歴史に対して苦手意識を持っていた私でしたが、この旅を通じて「古い建物を理解する」ことの大切さを身をもって学びました。

 

現地ガイドの解説が開く、建築への視点

平等院鳳凰堂を前にした時、単なる「古い建物」という認識でした。しかし、ガイドから建物が創られた時代背景——平安貴族が信仰していた浄土思想、建立当時の政治情勢、建築技術の粋を集めた構造——を聞くと、その建物全体が物語を持った存在へと変わりました。

 

春日大社でも同じことが起きました。社殿の配置、装飾の意図、材料選びの背景。ひとつひとつの要素が「なぜそうなったのか」という問いに答えを持っていたのです。

空き家再生に通じる「建物の物語」

私たちの仕事は空き家の再生です。老朽化した建物を前にすることが多くなりましたが、その建物にも当然、建立当時の意図や物語があります。昭和中期に建てられた民家なら、その時代の生活様式や家族観が反映されています。農村部の古民家なら、農業と共生する空間設計がそこに存在しています。

歴史的建造物と現代の空き家――一見すると別物に見えますが、「その建物がなぜそう設計されたのか」を理解し、尊重しながら活用を考える姿勢は共通しています。

 

多業種の専門家との交流が生む視点

夜の交流会では、これまで話したことのない協力業者の方々と対話する時間を持つことができました。建築職人、設計者、施工管理者、不動産業者——様々な立場から「建物をどう見るか」という話を聞くことは、自分の仕事の幅を広げてくれます。

PC会という団体は、単なる情報交換の場ではなく、多角的な視点を持つプロフェッショナルの集団です。その中での対話は、一人では決して思いつかないような再生プランや地域活性化のアイデアへとつながっていくのだと感じます。

 

古い建物との向き合い方

歴史が苦手だった私が気づいたのは、「歴史を学ぶ」ことの目的は受験勉強ではなく、「今、目の前にある建物を理解し、尊重する」ところにあるということです。

奈良の古都で見た建物たちは、千年以上の時を経ても愛され、保存されています。それは単に「古いから大事」ではなく、その建物に込められた意図や美しさが、世代を超えて認識されているからではないでしょうか。

空き家再生の現場でも、同じ視点を大切にしたい。築50年の民家にも、建立当時の豊かな思想や職人の技が詰まっています。それを感じながら、オーナー様や地域の方々と一緒に「この建物の次の役割」を探っていく。

今回の研修旅行は、そうした姿勢をあらためて確認させてくれた貴重な時間となりました。

 

リボンは、これからも「建物の物語を大切にする再生」を目指し、全国の空き家オーナー様、地域の皆様と向き合っていきます。

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