独立開業に向けて 〜リボン7周年記念特別エピソード13〜
おはようございます!
富山県射水市小杉エリアを中心に、人と住まいを結ぶ不動産屋 株式会社リボンの米山勝規です(*^_^*)
昨日は、
・雪かき!
・マーケティングMT
・土地購入相談(立山町)
・中古住宅の引き渡し(富山市内)
・中古住宅引き渡し調整(射水市内)
でした!
さて、株式会社リボン設立7周年の月ということで、この7年間を振り返るエピソード。
前回は不動産業の営業としての基礎を学び出したタイミングまで書きました。
独立開業に向けて
「まさき、いいとこにテナントでたぞ」
2016年の7月。
僕が不動産の基礎みたいなことを一通り学んだような、独自に試せてもいない様な時期に、
射水市内でハウスメーカーを経営している父から突然連絡が入りました。
「どうする。おさえとくか?」
いきなり言われても、、、さまざまなことが、僕の頭を駆け巡っていたんです。
・時期が早くないか
・準備ができていない
・まだまだ学ぶことがあるのではないか
・恩返しもできていないのに
・子供が生まれてすぐだし
・お金の余裕がないから
そして、
「まだ独立しないの?」
、、、さまざまな「やらない言い訳」の嵐を吹き飛ばしたのは、妻の一言でした。
2011年の春に、「このまま死んだら後悔する」という思いから、妻と一緒に公務員を辞めて、事業を興そうとしてから、はや5年強が経過していました。
妻も、もう直ぐ1歳になる子供を抱えて、焦りもあったのだと思います。
かくいう自分も、「倫理法人会」という経営者の勉強会に入会して1年余り経過していました。
周りの人は基本、独立したり家業を継いだりされている方ばかり。
勢い半分、父とも相談して、師匠の元を離れることにしました。
浮き足だって直ぐに、個人事業主で独立しようか法人登記をしようかなどを考えだした時、父はきっぱりと、
「越後さんの元におる間は法人作ったらあかんぞ」
と言われました。
また、「最後の有給消化なんかするなよ」と。
筋を通す様に、ということ。
この辺りは僕はあまり考えていなかったのですが、今思っても、それは正しい判断だったと思います。
「独立開業していい」という条件で雇っていただいておきながら、就業中に法人化したり、働かないのに給料をいただく、ということ自体ナンセンスだなぁ、、、と。ちょっぴりそうしたかった自分がいたのは内緒です。
(今回の場合、「労働基準法」とかいうものは全く別次元の話です。人間としての筋の話です。)
ひとは、受けた恩を忘れがちなんだと思います。
また、広く見れば、働きに「損」とか「得」とかなくて、真心で働けば働くほど、どうあがいたって見返りがある、というのが真理だと、今なら思います。
父は、分かっていたんですね。
独立開業に向けて、いよいよ具体的に動き出しました。
つづく。